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同棲の準備に必要な期間は?初期費用や生活費はどのくらいかかる?

賃貸ノウハウ

同棲の準備に必要な期間は?初期費用や生活費はどのくらいかかる?

同棲は相手の性格やライフスタイルをより深く把握できる良い機会です。
しかし、必要な準備をせずに勢いだけで暮らしてしまうと、住み始めてから生活費などを巡ってトラブルになることもあります。
では具体的にどのような準備をおこなえば良いのでしょうか?
この記事では同棲を考えているカップルに向け、必要な準備期間や初期費用、生活費の分担についてお伝えします。

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同棲に必要な準備期間や入居までの流れ

同棲に必要な準備期間や入居までの流れ

まずは同棲に必要な準備期間や入居までの流れ、審査について詳しく見ていきましょう。

引っ越しの2か月半前から準備しよう

同棲をはじめるときは、引っ越しの2か月半前から準備するのがおすすめです。
実際に引っ越しするまでには、さまざまな準備や作業があります。
一般的なスケジュールや期間、入居までの流れを以下にまとめました。

●家賃の予算や、物件の立地などを決める
●インターネットで物件を探す
●内覧したい物件が見つかったら不動産会社を探す
●実際に内覧する(類似物件がある場合は一緒に見たり、後日まとめて内覧したりする)
●住みたい物件が決まったら、入居申し込みと入居審査をおこなう
●審査をクリアでき次第、賃貸借契約を締結する
●鍵の受け渡しや、引っ越し業者を決める
●一人暮らししている場合は、退去の手続きをする
●荷造りや不用品の処分をおこなう
●入居日に引っ越しする


上記のスケジュールで無理なく引っ越しするためには、約2か月半の期間が必要です。
一人暮らしと違い、お互いの都合や希望も考慮しなければならず、スムーズにいかないこともあります。
また条件にぴったりの物件がすぐに見つかるとは限らず、複数の物件を内覧し、妥協点を見つける時間も必要になるでしょう。
3月や4月などの引っ越しシーズンの場合、たくさんの方が部屋探しをするので、住みたいと思っていた物件が即契約済みになってしまうこともあります。
そうなってしまうと、また一から物件探しをおこなうことになるので、準備期間中に、優先すべき条件と妥協点を話し合っておくのがおすすめです。

入居審査が厳しくなることがある

同棲は入居審査が厳しくなる可能性があります。
カップルの場合、別れたり同棲を解消したりすることで、どちらか一方が出ていってしまい、家賃を支払えなくなるリスクがあるからです。
そのためオーナーや大家さんが同棲を認めていない物件もあるでしょう。
結婚している夫婦であれば、連帯責任として夫もしくは妻のどちらかが支払ってくれることが多いです。
しかし婚姻関係のない同棲の場合、別れたり同棲を解消したりすると、家賃が滞納する可能性があります。

同棲の準備として必要な初期費用

同棲の準備として必要な初期費用

次に同棲の準備として必要な初期費用を見ていきます。

賃貸契約に必要な初期費用は?

賃貸契約に必要な初期費用は、以下のとおりです。

敷金
敷金は、家賃を滞納したり部屋の備品を破損してしまったりしたときに使うお金で、賃貸契約における代表的な初期費用です。
備品とは備え付けの照明や靴箱など、オーナーや大家さんが所有しているものを指します。
生活する中でそれらを破損してしまった場合は、初期費用として支払った敷金を充当させるのが一般的です。
また敷金は退去時の原状回復費用にも使用されます。
ハウスクリーニング費用や修繕費を差し引き、残った敷金は返還されるので、あくまでも「預けておく費用」として理解しておくと良いでしょう。

礼金
礼金も初期費用のひとつです。
礼金は敷金とは異なり、オーナーや大家さんに対して「部屋を貸してくれてありがとう」というお礼の意味が込められています。
昔、大きな災害が起きたときに住む家を失った方たちが続出しました。
物件を借りたくても空き部屋がなく、優先的に貸してくれた大家さんに対してのお礼として支払ったお金が、礼金のはじまりといわれています。
現在は礼金なしの物件も多いので、初期費用を節約したい方は礼金のない部屋に絞って探してみてください。

鍵の交換費用
賃貸契約の初期費用として、鍵の交換費用も挙げられます。
義務ではありませんが、安心して暮らすためにも交換しておくのがおすすめです。
鍵の種類や物件によって金額は異なり、10,000円から25,000円が相場となっています。
防犯性の高い鍵の場合は、もっと高くなるでしょう。

仲介手数料
不動産会社に支払う費用として、仲介手数料というものがあります。
家賃の1か月分が相場で、消費税が別途必要です。
家賃の高い物件を選ぶと、その分仲介手数料も高くなるので、予算オーバーにならないよう注意なさってください。

家具家電

同棲をはじめるときの初期費用として、家具家電の費用も挙げられます。
お互いが今まで使っていたものをそのまま使い続ける場合と、新しく購入するものがあるのではないでしょうか?
冷蔵庫や洗濯機などは、同居する人数が増えると容量が足りなくなる可能性があるので、新しく購入する方も多いです。
ただし、大型の家具家電は購入してから家に届くまで、数日から数週間かかることがあります。
そのため余裕を持って購入するようにしましょう。
テレビや電気ケトルといった、なくても困らないものは、生活が落ち着いてから購入しても問題ないかと思います。

引っ越し代

引っ越し代も準備すべき初期費用のひとつです。
引っ越し代は、荷物の量や距離、時期や依頼する業者によって異なります。
遠方に住んでいる場合や、積み込む家具家電がたくさんあればその分高くなるでしょう。
3月や4月などの引っ越しシーズンは割高になるため注意が必要です。

同棲に必要な準備として確認しておきたい生活費の分担

同棲に必要な準備として確認しておきたい生活費の分担

最後に同棲に必要な準備として確認しておきたい、生活費の分担について見ていきます。

家賃相場は?

家賃は一般的に生活費の大半を占める支出です。
都会で同棲しているカップルを例に挙げると、130,000円の家賃を支払っているというデータがあります。
住む場所によって物価や家賃相場は異なるものの、負担が大きいことがわかりますね。
また冒頭でも触れたとおり、同棲をはじめると、これまで見えなかった相手の生活やライフスタイルを知ることになります。
婚姻関係がないと、場合によっては同棲を解消することになるかもしれません。
万が一のことを考えて、1人でも支払っていける家賃の物件を選ぶのもひとつの手です。

必要な生活費

同棲で必要な生活費を例で見ると、以下のような結果になりました。

●食費:77,431円
●光熱費(電気・ガス・水道):21,838円
●日用品費:12,079円
●被服費:12,935円
●医療費・保険料:12,662円
●交通費・通信費:54,943円
●教養費・娯楽費:31,948円
●そのほかの支出:62,195円


上記はあくまでも一般的な例となります。
自炊が中心であれば食費が安くなる反面、光熱費はアップするかもしれません。
外食がメインの場合は光熱費が安くなる分、食費がもっと高くなるでしょう。
被服費も娯楽費も、お互いの価値観やライフスタイルによって変わってきます。
そのため、生活費も家賃と同様、どのように分担するのか決めておくことが大切です。
「食費は男性が負担して光熱費と日用品費は女性が負担」「すべて折半」など、分担の仕方もたくさんあるので、お互いが納得する方法で分担なさってください。

まとめ

この記事では同棲を考えているカップルに向け、必要な準備期間や初期費用、生活費の分担についてお伝えしました。
同棲するためにはさまざまな準備が必要で、初期費用や生活費についてもしっかり話し合っておくことが大切です。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、幸せな同棲生活をはじめましょう。

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