アパートで蟻を見つけた際の侵入経路や対策と駆除費用をご紹介!
外で見かけることの多い蟻ですが、アパートの中で見つけたらギョッとしますよね。
もしも数多く行列を作っていたら、もう家に帰りたくなくなってしまうでしょう。
今回はアパートの中で見つけた蟻の侵入経路や、すぐにできる対策、駆除費用についてご紹介します。
今すぐできる侵入の予防法や、万が一発生した際の対策を知って、悩まされることのないようにしましょう。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちらアパートで見つけた蟻の侵入経路
蟻は甘いにおいがするところに集まります。
バナナなどの強いにおいのする果物を置いておくと、どこからか嗅ぎ付けて侵入してしまうでしょう。
アパートの中で蟻を見つけた場合、侵入経路はいくつか考えられます。
それぞれの侵入経路について詳しく見ていきましょう。
小さな隙間
まず基本的な侵入経路は、小さな隙間です。
サッシのちょっとした間や、床と壁の間など、ほんの少しの穴や隙間から侵入します。
とても小さいため、押し入れの中や壁にほんの小さな隙間があるだけで、そこが侵入経路となってしまうのです。
植木鉢
ベランダで花や野菜を育てている場合、植木鉢の中に蟻が発生することがあります。
室内で育てていても、鉢植えを購入する段階ですでに発生している場合もあるため、注意が必要です。
水やりの時などに、こまめにチェックするようにしましょう。
排水溝
通常、排水管と洗面所やトイレなどの衛生器具の接続部には、水が貯めてあります。
これは封水と呼ばれ、下水のにおいや害虫の侵入を防ぐためのものです。
ところが、長期間留守にした場合や、排水管から水が漏れている場合は、封水がなくなってしまうことがあります。
その状態の排水溝が、蟻の侵入経路となってしまうのです。
タンスの裏や壁の中など
昨日今日現れたように見えても、実はタンスの裏や壁の中などの見えないところにずっと生息していた場合もあります。
それが何かの拍子に目につくところに現れたのです。
アパートで蟻を見つけた場合の対策
アパートの中で蟻を見つけたら、早急に対応したいですよね。
自分ですぐに始められる対策は、いくつかあります。
それらを詳しく見ていきましょう。
侵入経路を確認する
蟻を見つけたら、まずは侵入経路を探しましょう。
とても小さいので、侵入経路を特定するのは難しい場合もあります。
多くの場合、行列を追うことで見つけられるので、根気強く辿りましょう。
侵入経路を見つけたら、そこを粘着テープやパテでふさぎ、これ以上入ってこられないようにします。
すでにアパートの中に入ってきているものは、粘着テープで取り除いたり、ウエットティシュや雑巾で拭き取ったりしましょう。
蟻酸を拭き取る
蟻は食べ物を見つけると、他の仲間に知らせるために蟻酸と呼ばれるにおい成分を出します。
蟻はほとんど目が見えないため、そのにおいを頼りに移動するためです。
この蟻酸のにおいがアパートの中に残っている限りは、再び侵入を許してしまいます。
そのため、行列を作っていたあたりをしっかりと拭きましょう。
床用洗剤を使用することで、よりきれいに拭き取ることができるでしょう。
蟻の駆除剤を使う
アパートの中で蟻を見つけたら、つい目の前のものを駆除することに気を取られてしまいがちです。
けれども、侵入を徹底的に防ぐためには、巣ごと駆除する必要があります。
その際は、蟻専用の駆除剤を使用すると便利です。
スプレータイプや、液体タイプなどさまざまなものがあるため、使いやすいものを選びましょう。
巣に直接アプローチするのが困難な場合や、抵抗がある場合は、毒餌タイプのものがおすすめです。
侵入経路に置くことで、蟻が巣に持ち帰るため、直接手を使わなくても同様の効果が期待できます。
駆除剤を使いたくない場合は、巣に熱湯を注ぐことで駆除できるでしょう。
こまめに掃除をする
アパートの中をこまめに掃除して、常にきれいな状態をキープすることも侵入対策になります。
台所で調理中に飛び跳ねた油や落ちた食材のかけら、食べかすなどは、その都度しっかりと処理しましょう。
それらが残っていると、蟻の餌となってしまいます。
食べかけのものは密閉容器に入れるか、冷蔵庫に入れて、間違ってもそのまま放置することのないようにしましょう。
常温保存の調味料は、ふたをしっかりと閉めて、こぼれて容器をつたっている場合はしっかりと拭きとってください。
また、虫の死骸も餌になる場合があります。
たとえ小さな虫でも、見つけたら処理するようにしましょう。
ふたが付いているごみ箱を使う
何気なくごみ箱に捨てたお菓子の包み紙や、食べかすなどのにおいによっておびき寄せてしまうこともあります。
そのため、ごみ箱はふたが付いているものを使いましょう。
においが外に漏れないため、侵入対策になります。
ゴム製のものを使う
蟻はゴムのにおいが苦手です。
そのため、侵入経路となりそうなところの近くにゴム製のものを置くことで、侵入を防ぐ効果が狙えます。
ベランダに植木鉢を置かない
高層階や新築の部屋で蟻を見つけた際は、ベランダに置いた植木鉢から発生している場合が多いです。
蟻の外からの侵入を防ぐために、最初からベランダに植木鉢を置かないようにしましょう。
アパートで蟻を見つけた場合の駆除費用
アパートで蟻を見つけた場合、気になることの一つは駆除費用でしょう。
特に自分に落ち度がなかった場合、それでも払う必要があるのか気になるところです。
駆除費用に関することを決めるためにやるべきことと、誰が払うかがどのように決まるかを詳しく見ていきましょう。
写真を撮る
まずは被害にあっている状況を写真に撮りましょう。
これは、なぜ蟻がアパートの中に侵入してきたかをはっきりさせる際の資料にするためです。
蟻の姿や数、侵入経路がわかるように写真に残すといいでしょう。
もし原因がわかるようなら、それも撮ってください。
管理会社や大家さんに連絡する
写真を撮ったら、管理会社や大家さんに連絡をしましょう。
これで入居者と、管理会社もしくは大家さん側のどちらが駆除費用を払うかが決まります。
このような場合の取り決めが賃貸契約書に記載されている場合もあるので、あらかじめ目を通しておくといいでしょう。
借主側が駆除費用を負担するケース
借主が部屋を衛生的な状態に保っておらず、管理ができていない場合は、借主の責任であるとみなされる場合が多いでしょう。
その際は、借主が駆除費用を負担しなければなりません。
借主が全額負担するケースと、管理会社もしくは大家さん側と折半になるケースがあります。
管理会社もしくは大家さん側が駆除費用を負担するケース
借主が部屋を衛生的な状態に管理しているのにも関わらず、蟻が発生する場合は、管理会社もしくは大家さん側の責任であるとみなされるケースが多いです。
その際は、借主が駆除費用を負担する必要はありません。
管理会社もしくは大家さん側が駆除費用を負担する場合の原因は主に3つ考えられます。
1つ目は、建物や配管設備などに問題がある場合です。
アパートの中に借主が対策しようのない侵入経路があった場合がこれにあたります。
2つ目は、入居後すぐに問題が発生した場合です。
借主の部屋の使い方が影響を及ぼしているとは考えにくいため、以前から何らかの問題があった可能性があるとみなされます。
3つ目は隣の部屋が不衛生な状態だった場合です。
隣の部屋で発生した蟻が入ってきてしまった場合がこれにあたるでしょう。
まとめ
蟻は私たちがなかなか気付かない小さな隙間を通って、簡単にアパートの中に侵入します。
日ごろから部屋を清潔に保ち、おびき寄せないように気を付けましょう。
万が一、発生した場合は、現状をしっかりと写真に残すことが大切です。
自分にできる対策をおこない、快適な生活を送りましょう。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら