駅から遠い賃貸物件のメリットとは?魅力や注意点を解説!
「賃貸物件を探すとき、駅から遠い物件はちょっと…」と思う方がいらっしゃいます。
実際どのくらいの距離が離れていると遠い物件に該当するのか、イマイチわからないという方も多いでしょう。
では駅から遠い物件とは、どのくらい離れている部屋を指すのでしょうか?
今回は賃貸物件をお探しの方や、引っ越しを検討中の方に向け、駅遠物件のメリットや注意点をお伝えします。
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まずは駅から遠い賃貸物件とは、どのような物件なのかを見ていきましょう。
駅から距離が離れている賃貸物件のことを「駅遠物件」と呼びますが、遠いのか近いのかは人それぞれ感じ方が違います。
そのため「〇〇m離れていると遠い」という風に断言することはできませんが、徒歩20分以上なら、駅遠物件に分類されることが多いです。
距離でいうと約1,600mで、これは不動産の表示に関する公正競争規約で定められています。
計算方法とは?
不動産の表示に関する公正競争規約では、80mが徒歩1分となります。
チラシやポータルサイトへ駅からの距離を記載する場合、上記の計算方法を用いて表記しなければなりません。
そのため800mは徒歩10分となり、1,600mの場合は徒歩20分という計算になります。
信号や踏切待ち、坂道の時間は含まれない
徒歩20分以上かかる場合、駅から遠い賃貸物件に該当するとお伝えしましたが、信号や踏切待ち、坂道の時間は含まれません。
信号や踏切がたくさんあったり、坂道が多かったりする場合は、より多くの時間を費やす可能性があります。
階段やエレベーターを利用したり、混雑したりすることを考慮し、駅からの距離を考えてみると良いでしょう。
駅から遠い賃貸物件のメリットとは?
次に駅から遠い賃貸物件のメリットとは、どのような点が挙げられるのかを見ていきましょう。
家賃が割安になることがある
家賃が割安になることがあるのが、まずひとつ目のメリットです。
一般的に駅から近いほど家賃が高くなる傾向にあり、離れれば離れるほど割安になります。
駅から近い物件は利便性やアクセス環境に優れている反面、家賃が高くなるのがデメリットです。
その反面、駅から遠い賃貸物件なら住居費を抑えることができます。
ちょっと良い家具を購入したり、趣味に使ったり、浮いたお金をほかのことに使えるのもメリットになるでしょう。
賃貸物件を探すとき、「生活費の大半を占めるといわれる住居費を節約したい!」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
駅から遠い賃貸物件を選べば、固定費を節約できるのがメリットです。
静かな環境で暮らせる
メリットとして、静かな環境で暮らせる点も挙げられます。
駅から遠い賃貸物件は繁華街から離れていることが多く、騒音が気になりにくいのが特徴です。
駅近物件の場合、駅を利用する方の声や電車の音などが響きやすく、立地によっては早朝や深夜にまで及ぶ可能性があります。
また駅の周辺には24時間営業のお店や、夜遅くまで営業しているお店も多いため、騒音に感じてしまうケースも少なくありません。
駅遠の賃貸物件に住めば、駅前のような騒がしさを軽減でき、静かな毎日を送れるでしょう。
一般的には駅から徒歩20分ほど離れていれば、静かな住宅地になるといわれています。
騒音に悩みたくない方や、落ち着いた生活を送りたい方は、駅から遠い部屋を選ぶのがおすすめです。
公園や自然に恵まれていることも
駅から遠ければ、公園や自然に恵まれている物件も多くあります。
幼稚園や学校などの教育施設が集中している立地もあるでしょう。
お子さまを持つファミリーの場合、子育てのしやすさを条件するケースが多くあります。
公園や広場など、自然環境に恵まれた場所に絞って住む方もいるくらいです。
また一人暮らしの場合でも、「休日は自然の中でリフレッシュしたい」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
一般的には駅から近ければ近いほど、緑が少なくなるため、自然の中でのんびり暮らしたい方にピッタリです。
運動不足解消に役立つ
運動不足解消に役立つのもメリットのひとつです。
通勤や通学で電車を使う場合、徒歩で駅までいけば運動不足解消になります。
片道たった20分であってもコツコツ続ければ、有酸素運動を効率的にできるかもしれません。
毎日少しずつの習慣が、健康維持に役立ちそうですね。
また自転車を持てば、移動の幅がより広がります。
通勤や通学に使用するのはもちろん、買い物や休日のお出かけにも便利です。
さまざまな場所に出かければ、視野が広がり、新居での生活がより充実したものになるでしょう。
バスがあれば利便性も良好
駅から遠い賃貸物件でも、バスが運行していれば利便性も良好です。
電車が利用しづらい環境であっても、周辺の路線バスなどほかの公共交通機関があれば利用できます。
どんな地域にも電車以外の公共交通機関があるものです。
そのため駅から遠い賃貸物件を選ぶときは、近くにバス停があるどうかをチェックすると良いでしょう。
物件の数が豊富
物件の数が豊富なのもメリットのひとつです。
駅から徒歩20分以上で検索すると、5分圏内や10分圏内よりたくさんの物件が出てくるかと思います。
築年数や間取り、家賃など豊富な条件の中から選べるため、理想の住まいを見つけられるかもしれません。
条件を重ねていくごとに物件数は減っていくのが一般的ですが、徒歩20分以上であれば選択肢が増えるのがメリットです。
駅から遠い賃貸物件を選ぶ注意点とは?
最後に駅から遠い賃貸物件を選ぶ注意点を見ていきましょう。
夜道が心配
注意点としてまず挙げられるのが、夜道が心配になる点です。
帰宅が遅くなってしまったときでも、駅から自宅まで20分以上歩かなければなりません。
街灯や人通りが多ければ安心ですが、必ずしもそうとは限りません。
なるべく明るい道を通ったり、遅くなったときはバスやタクシーを使ったりといった工夫が必要です。
可能であれば、暗くなってから実際に駅から物件まで歩いてみましょう。
明るさやどのくらいの交通量があるのかをチェックでき、治安の良し悪しも把握できます。
荷物が多いときは移動が大変
荷物が多いときは移動が大変になるのも、注意点のひとつです。
電車でお出かけしたり、駅前のお店に徒歩でいき、たくさん買い物したりすると、帰路が大変になるかもしれません。
あらかじめ買うものを決めて外出する、荷物が多くなってしまったときはバスを利用するなど、効率的な移動手段を考えましょう。
お米やお茶などの重たいものは、ネットスーパーや通販を利用するのもおすすめです。
急な天候の崩れにも注意
駅近の賃貸物件であれば、急に天気が崩れたときもすぐに自宅に到着できますが、駅から遠い物件の場合はそうもいきません。
そのため駅周辺のお店で時間をつぶしたり、雨宿りしたりする必要があります。
天気の急変が多い季節は、折り畳み傘をカバンの中に常備しておくと安心ですね。
公共施設が遠くなる可能性も
公共施設が遠くなる可能性があるのも、注意点として挙げられます。
市役所や交番、図書館や公民館などは駅の周辺にあることが多く、よく利用する方は不便を感じるかもしれません。
帰宅時に利用したり、駅を利用するついでに立ち寄ったりするのがおすすめです。
まとめ
今回は賃貸物件をお探しの方に向け、駅から遠い物件とはどのような部屋なのか、住む上でのメリットや注意点をお伝えしました。
駅から遠い分、デメリットや注意点がありますが、その反面たくさんのメリットも生じます。
駅遠物件の特徴や魅力を理解していただき、快適に暮らせる賃貸物件を探してください。
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